WIDE & SHORT IMPLANT
骨の高さだけで、
インプラントを
あきらめないために。
太く、短く。
骨の状態と周囲の重要な組織、
将来の管理まで考えた選択肢。
神経・上顎洞との位置関係に配慮
追加処置を抑えられる可能性
※すべての方に適応できる治療ではありません。CT検査などを行い、
骨の高さ・幅・質、噛み合わせ、全身状態を確認したうえで判断します。

症例に合わせて太さと長さを選択
WHAT IS WIDE & SHORT?
長さだけに頼らず、
太さとのバランスで支える
ワイドショートインプラントとは、一般的なインプラントよりも長さを抑え、
直径を太くした形状のインプラントです。当院では「短いから簡単」
「太いから必ず長持ちする」という理由で選択するものではありません。
顎の骨の高さ・幅・質、神経や上顎洞までの距離、噛む力、
治療する位置などを確認し、長さを抑えることに利点がある症例で
治療の選択肢とします。
特に奥歯の部分で骨の高さが限られている場合、
周囲の重要な組織との距離に配慮しながら、
インプラント治療を検討できる場合があります。
SHAPE COMPARISON
一般的な長さの形状
骨の高さを活用して固定
ワイドショート形状
太さと長さのバランスを選択
※図は形状の違いを示すイメージです。
実際の寸法・形状は使用する製品や症例により異なります。
WHY THIS DESIGN?
なぜ当院は、インプラントの
「太さ」と「短さ」に着目するのか
インプラントの形状は、手術の方法だけでなく、
周囲の組織への配慮、初期固定、人工歯の設計、
治療後の管理まで考えて選ぶ必要があります。
ANATOMY
重要な組織との距離に配慮
下顎の神経や上顎洞が近い部位では、
インプラントの長さを抑えることで、
解剖学的な条件に配慮できる場合があります。
AUGMENTATION
骨造成を避けられる可能性
骨の高さが限られていても十分な骨幅がある症例では、
大規模な骨造成を行わずに治療できる可能性があります。
STABILITY
骨との接触と初期固定
症例に合う太さを選ぶことで骨との接触面積を確保し、
埋入直後の安定性を得ることを目指します。
PROSTHETIC DESIGN
人工歯から逆算した設計
インプラント体だけでなく、噛む力のかかり方と清掃性を考え、
最終的な人工歯から逆算して埋入位置を決めます。


PRECISE DIAGNOSIS
「短いものを入れる」のではなく、
適応を精密に見極める
ワイドショートインプラントを選択できるかどうかは、
レントゲンだけでは判断できません。
当院では歯科用CTを用いて、骨の高さ・幅・形、骨の質、
神経や血管、上顎洞の位置などを三次元的に確認します。
そのうえで、人工歯の位置、噛み合わせ、
清掃のしやすさから埋入位置と角度を計画します。
必要に応じてサージカルガイドを作製し、
計画した位置へ埋入できるよう手術を進めます。
- 01骨の高さ・幅・形状を確認
- 02神経・血管・上顎洞との距離を確認
- 03噛み合わせと人工歯の位置を確認
- 04インプラントの太さ・長さ・角度を決定
DESIGN DIFFERENCE
一般的な長さのインプラントと
ワイドショートインプラントの考え方
どちらかが常に優れているという比較ではありません。
骨の状態と治療部位に合わせ、利点と注意点を踏まえて選択します。
INDICATIONS
ワイドショートインプラントを
検討できる場合・慎重な判断が必要な場合
POSSIBLE CANDIDATES
検討できる可能性がある場合
- 奥歯の部分で骨の高さが限られている
- 下顎の神経や上顎洞までの距離が近い
- 十分な骨幅が確保されている
- 骨造成の範囲や身体的負担を抑えたい
- 噛み合わせと清掃性を考えた設計が可能である
CAREFUL ASSESSMENT
慎重な判断・事前対応が必要な場合
- 太いインプラントを支える骨幅が不足している
- 活動性の歯周病や感染がある
- 強い歯ぎしり・食いしばりがある
- 口腔内の清掃状態が安定していない
- 全身疾患・服薬・喫煙などの影響が考えられる
上記は一般的な目安です。実際の適応は、
診察・CT検査・全身状態の確認後に判断します。
TREATMENT FLOW
ワイドショートインプラントの
基本的な治療の流れ
-
01
COUNSELING
ご相談・カウンセリング
お悩み、ご希望、治療期間や手術への不安、
全身状態などを伺います。 -
02
EXAMINATION
口腔内検査・CT撮影
骨の高さ・幅・質、重要な組織、歯周病、
噛み合わせを確認します。 -
03
PLANNING
治療計画・形状の選択
人工歯から逆算し、インプラントの太さ・長さ・
位置・角度を決定します。 -
04
SURGERY
インプラント埋入手術
治療計画に沿って埋入し、
初期固定と周囲組織の状態を確認します。 -
05
FINAL RESTORATION
人工歯の装着
骨との結合を確認後、噛み合わせと清掃性に配慮した
人工歯を装着します。 -
06
MAINTENANCE
定期的なメインテナンス
歯ぐき、骨、噛み合わせ、人工歯、
セルフケアの状態を継続して確認します。

OUR TREATMENT CONCEPT
抜歯即時インプラントとの
組み合わせという選択肢
当院では、適応条件を満たす場合に、
抜歯即時インプラントとワイドショートインプラントを
組み合わせた治療を検討します。
抜歯した部分を活用して同日に埋入することで、
外科処置の回数や治療期間を抑えられる可能性があります。
ただし、感染、残っている骨の量、歯ぐきの状態、
初期固定、噛み合わせなどにより、
抜歯即時埋入や当日の仮歯が適さない場合があります。
治療工程を短くすることより、安全性と治癒の安定を優先して判断します。
LONG-TERM CARE
形状だけに頼らず、
治療後も守り続ける
ワイドショートインプラントであっても、
細菌の侵入やインプラント周囲炎、骨吸収を
完全に防げるわけではありません。
長期的な安定のためには、毎日のセルフケアと
定期的なメインテナンスが必要です。
当院では、歯ブラシや清掃用具が届きやすい人工歯の形、
噛む力が一部に集中しにくい噛み合わせ、
周囲の歯ぐきと骨の状態まで確認します。
手術が終わった時点ではなく、
ご自身で守り続けられる状態をつくることまでが
インプラント治療だと考えています。
- 01インプラント周囲の清掃状態
- 02歯ぐきの炎症・出血の有無
- 03骨の状態とインプラントの安定
- 04噛み合わせと人工歯の状態

治療後の定期的な確認
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
ワイドショートインプラントの
よくあるご質問
Q
短いインプラントは、強度が弱くありませんか?
長さだけで強度や治療結果が決まるものではありません。
骨の状態、直径、表面性状、埋入位置、初期固定、
噛み合わせ、人工歯の設計などを総合的に確認する必要があります。
適応を慎重に判断したうえで使用します。
Q
骨が少なくても、誰でも治療できますか?
すべての方に適応できるわけではありません。
ワイド形状を収めるための骨幅が必要です。
骨の高さ・幅・質、治療部位、全身状態などを
CT検査で確認して判断します。
Q
骨造成やサイナスリフトは不要になりますか?
症例によっては、追加の骨造成を避けたり、
処置範囲を抑えたりできる可能性があります。
ただし、骨の不足量や形状によっては骨造成が必要です。
Q
一般的なインプラントより長持ちしますか?
形状だけで耐用年数を保証することはできません。
適切な診断と埋入位置、噛み合わせ、
清掃しやすい人工歯、セルフケア、
定期的なメインテナンスが重要です。
Q
手術の痛みや腫れは少なくなりますか?
骨造成などの追加処置を避けられる場合は、
外科処置の範囲を抑えられる可能性があります。
ただし、術後の痛みや腫れには個人差があり、
なくなることを保証するものではありません。
Q
治療期間はどのくらいですか?
標準的には約2〜6か月が目安です。
骨の状態、治療本数、埋入部位、骨造成の有無、
治癒経過などにより異なります。
TREATMENT INFORMATION
費用・治療期間・リスクについて
- 治療内容
-
顎の骨にインプラント体を埋入し、
その上に人工歯を装着して、
失った歯の機能と見た目を補う自由診療です。 - 費用(税込)
-
インプラント1本 385,000円/骨増大術 55,000円/相談無料
料金表を確認する
- 標準的な治療期間
-
約2〜6か月が目安です。
治療本数・部位・骨の状態・骨造成の有無・
治癒経過により異なります。 - 主なリスク・副作用
-
手術後の出血、腫れ、痛み、感染、
神経・血管の損傷、上顎洞炎、
骨との結合が得られない可能性、
インプラント周囲炎、人工歯や部品の破損などがあります。 - 適応について
-
骨の高さ・幅・質、歯周組織、感染、全身疾患、
服薬、喫煙状況、噛み合わせなどにより、
ワイドショートインプラントが適応できない場合があります。 - 治療後について
-
インプラントを長期的に管理するため、
毎日のセルフケアと定期検診・メインテナンスが必要です。
CONSULTATION
骨が少ないと言われた方も、
まずは現在の状態を確認します。
ワイドショートインプラントが適応できるか、
ほかの治療方法が適しているか。
CT検査などをもとに選択肢をご説明します。
